たかのこどもクリニック

048-776-8181

雲

たかのこどもクリニック

アクセス

ブログ

Blog

予防接種 打ち方のコツ


 予防接種は連日ご予約をいただきありがとうございます。

 今日は、たくさんある予防接種をどのように接種していったらよいのかをご紹介したいと思います。(長文で失礼します)

【乳児期(1歳になるまで)】

 最も多くのワクチンを短期間に打たなければいけないので大変だと思いますが、推奨されている接種時期(2か月、3か月、4か月、5か月)でヒブ、肺炎球菌、B型肝炎、四種混合、BCGを接種していくことをお勧めします。なぜならこの時期は風邪をひくことが少ないので、予定通り接種できることが多いからです。またB型肝炎の3回目は1歳までに接種する必要があるのでお忘れなく。

 なおロタウイルスワクチンは、2回接種と3回接種の2種類がありますが、効果と費用に差はありません。2回で終わらせたいか、1回の出費を抑えるか、ご両親のご都合で判断していただくと良いと思います。またロタウイルスワクチンは初回接種を生後14週6日(約3か月)以内に接種しなければいけません。副反応である腸重積を予防するためです。また初回を上記の期間内に接種しても、2回目以降も接種可能な時期が決まっていますのでご注意ください。

【幼児期①(1歳から3歳になるまで)】

 最大のヤマ場は1歳で接種する6本のワクチン(ヒブ、肺炎球菌、四種混合、麻疹・風疹、水痘、おたふく)です。

 一度に6本接種しても良いですし、何回かに分けて接種しても構いません。

 分割して接種する場合は、生ワクチンか、それ以外のワクチン(不活化ワクチン)かを注意しなければなりません。なぜなら生ワクチンは接種後4週間たたないと次のワクチンが接種できません(不活化ワクチンは1週間後から接種できます)。そのため生ワクチンは可能であれば3本(麻疹・風疹、水痘、おたふく)まとめて接種することをお勧めします。

 また生ワクチンと不活化ワクチンのどちらを先に接種するかですが、お勧めとしては生ワクチンが先です。なぜなら生ワクチンは1歳での接種が初回であることと、いずれも感染してしまうと、こわい病気だからです。不活化ワクチンを先に打ったほうが、1週間後に生ワクチンを打てるので期間を短縮できますが、不活化ワクチンの3種類はいずれも乳児期に免疫ができているので、あわてる必要はありません。1歳での保育園入園を予定している方は、生ワクチンを先に接種したほうが安心だと思います。

 水痘の2回目は3歳までの接種となっていますので、お忘れなく。

【幼児期②(3歳から就学まで)】

 3歳と4歳では日本脳炎の接種が推奨されています。3歳で2回接種し、4歳でもう1回接種します。これは乳児期に接種した不活化ワクチン(ヒブ、肺炎球菌、B型肝炎、四種混合)と同様に、最初の2回でしっかり免疫を付けて、追加のもう1回でさらに強い免疫を付けることを目的にしています。そのため最初の2回はなるべく短い期間(1か月程度)で接種したほうが良いです。

 年長さんは、小学1年生になるまで(3月31日まで)に、麻疹・風疹ワクチンの2回目を接種しなければなりません。1回目との間隔が空いてしまうので忘れてしまいそうですが、麻疹も風疹もこの2回目の接種でしっかりした免疫が付きますので、必ず接種するようにしてください。

 なお2回目の麻疹・風疹ワクチンと一緒に、おたふくかぜワクチンの接種も推奨されています。必ずしも年長さんで接種しなければいけないわけではないので、年長の前でも後でも構いませんが、忘れてしまいがちなのとお金がかかるのとで見送られることがあるかと思います。でも、おたふくにかかると、まれに難聴になってしまい、一生治らなくなってしまうので、ぜひ忘れずに接種していただきたいです(昔言われていた男子の不妊症は、現在心配なくなっています)。

【学童期(小学校入学以後)】

9歳~12歳 日本脳炎Ⅱ期

11歳~13歳 二種混合

12歳~16歳 子宮頚癌ワクチン

 これらは定期予防接種のため、公費負担(無償)で接種できます。特に子宮頚癌ワクチンの接種は国からは積極的に勧められていませんが、娘さんの将来を考えると接種することをお勧めします。子宮頚癌ワクチン接種希望の方は、お電話でお知らせください。

 また任意接種(有償)となりますが、二種混合の代わりに三種混合ワクチンを接種することも勧められています。これは成人の百日咳発症が多いため、百日咳の免疫を付けることが目的です(二種混合には百日咳のワクチンは含まれていません)。さらに乳児期で接種した百日咳ワクチン(四種混合に含まれます)の効果は、就学前に消失していることも分かってきていますので、就学前に三種混合を接種することも推奨されています(有償)。三種混合ワクチン接種をご希望の場合は、事前に電話で連絡をしてください。

© takano kodomo clinic